こんにちは、emet(@emetblog)です!
皆さんは、普段月何冊の本を読まれますか?日本人の平均年間読書量は約12冊と言われています。では月1冊くらいかな?と思うことでしょう。
平成30年度「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。さて、何割の人がどれくらいの量を読書をしていたと思いますか?
なんと、47.3%もの人が1冊も読んでいないという結果になりました。1.2冊しか読まないという人も37.6%となっています。約85%の人が、読書の時間が確保出来ていないようです。(このうちの何%が漫画や雑誌を含めて計算しているのか…)
しかし、読書の重要さは感じている人は多く、約60%の人が読書量を増やしたいと考えているようです。ではなぜ増やせないのかという原因は恐らくこれらのことでしょう。
- 時間がない
- 集中力が続かない
- 行動に移せない
この気持ちすごく分かります。僕もかつてそうでした。
それでも読書量を増やしたいと考えている方に、読書が大嫌いで大学生まで読書をしてこなかった私が、月20冊以上読めるようになった方法をお伝えします!
読書の目的は?
本を読む前に大事なことがあります。非常に大事です。それは本を読む目的を見つけることです。
あなたはなぜ本を読もうと思っているのですか?なぜその本を選んだのですか?
人は、目的を定めなければ力を集中させることは出来ません。また、目的が定まっていなければ本を選ぶことも出来ないですよね。このプロセスが1番大事だといっても過言ではありません。目的を見つけ、それに合った本を選び、何をこの本から学ぼうとしているのか決めておきましょう。
理想は、目的を紙に書きだしておくことです。私は、この紙をしおりとして利用しています。目的が定期的に視界に入るので、モチベーション維持にもなります。
全ては読まない?
本をたくさん読むという人の多くは、本の全文を全て読んでいるという訳ではありません。飛ばして読んでいるのです。ではどこを読めばいいのかと言うと、目的に沿ったところを中心に読んでいくのです。目的を定めておく必要性がわかりましたよね!
コツとしては、目次を確認する、太字や色文字、接続詞の前後に注目して読んでいくということです。目次で読むべき場所を大まかに把握して、そこを太字や色文字、接続詞の前後を中心に読んでいくという方法です。
本は全部読まないといけないという、謎の義務感は捨ててしまいましょう。あなたの目的は本を読むこと自体ではなく、そこから学び取ることですから。
好奇心を引き出す?
皆さんは、好きな趣味のことならすぐ覚えられるのに、勉強等の嫌なことだとすぐ忘れてしまう、といった経験ありますよね?習慣にしようとしても、全然続かないと諦めた経験は?
読書も同じことです。
読書が続かない、習慣化できないのは、好奇心が足りないからです。
「読書の楽しさなんてわからないよ。」
過去の自分が先生に言った言葉です。言いたいことは分かります。読書なんてしんどくて続けていられないということでしょう。好奇心を引き出すには、2つのことに気を付けなければならないのです。
- 自分のレベルにあった内容であるか
- これを実践することで、自分にどういう結果がもたらされるかを想像する
自分のレベルに合った内容であるかどうかについては、そのままの意味です。理解できない用語を並びたてられても楽しいとは感じないでしょう。恐らく知的好奇心がカンストしている方かドM気質な人だけです(笑)
最初はビジネス書よりも、実用書や自己啓発本の方が読みやすいかもしれません。考え方の土台を作るという意味でも、実用書等を先に読むことをおススメします。
自分にどういう結果がもたらされるか想像することも大事です。これは、最初のプロセスの目的を明確に示すことが出来ていれば、難しいことはありません。読み進めていくことで考え方のアップデートがされていることを感じることでしょう。
以上の2つに気を付けていれば、自分の思考の成長が楽しいと感じるようになってきます。
キュリオシティーギャップを刺激しているのです。キュリオシティーギャップというのは、自分の持つ知識と持っていない知識の隔たりのことで、これを刺激してあげることで、好奇心はより強く生まれるのです。
忘れてはいけない、アウトプット
読み終わった後に、ここで満足してはいけません。非常によく忘れがちなことがあります。
そうです。アウトプットです。
もう1度、目的を書きだした紙を見てください。何が書かれていますか?
「目的:本をとりあえず読むこと」
こう書いているのであれば、問題ありません。しかし、多くの方は成長のためや〇〇を改善するため、のようなことを書かれていると思います。であれば、インプットした後はアウトプットしなければなりません。
学んだ事を、実際に行動に移してみてください。読み終わったら、予定表に〇〇をすると書いておくのです。これを繰り返した時、あなたの行動は変わり成功へ1歩近づきます。同時に、変わっていく楽しさを感じ、読書が好きになることもあります。
その他対策
以上のマインドがあれば、読書は自然とできるようになります。しかし、その他の出来ない原因も最初にあげました。それらの対策法について少し紹介します。
「時間がない」
本当にありませんか?もう1度、予定表を確認して優先順位を付け直してください。そして、スマホのスクリーンタイムも確認してみてください。思っている以上に、あなたの時間は余裕があります。本当になければ、スキマ時間で10分、15分から始めてみるのもいいかもしれません。
「集中力が続かない」
集中力のトレーニング(瞑想等)が理想ですが、これについては恐らく問題ありません。必要なところを中心に読んで、好奇心も刺激できていると、集中力が切れる前には読み終わっています。
「行動に移せない」
5秒ルールがおすすめです。メル・ロビンスさんが提唱したもので、「5・4・3・2・1」とカウントダウンして、それまでに行動するというものです。私も実際にやっていますが、効果を実感しています。
以上のことを、読書等に活かしてみてください。
詳しい方法等は、また別記事にて紹介します。
まとめ
- 読書の目的を持つ
- 必要なところを読んでいく
- 好奇心を引き出す
- アウトプットをする
私も、読書によって生活が大きく変わりました。考え方が変わると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わります。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わります。
そうです。ウィリアム・ジェイムズの名言です。
まずは、行動から変えていくことを始めましょう。
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