こんにちは、emet(@emetblog)です!
今回は、世界で影響力を持っている人もやっている、影響力を手に入れる方法を『超影響力』という本から学んでいきたいと思います。
著者は、メンタリストとしてだけではなく、企業のアドバイザーや作家、Youtuberとしても活躍されている、メンタリストDaiGoさんです。
皆さんは、影響力を持ちたいと思っていませんか?
相手を説得しやすくなる、自分の味方が増える、仕事の成功に繋がる。
影響力を持つことによってさまざまなメリットがありますが、それを得るためになにをしたらいいのか分からないという人が多いでしょう。
影響力を持っている人は、生まれつきカリスマがあるわけではありません。テクニックによって人を動かしているのです。
この本からそのテクニックの一部を紹介されていますので、それらを実践することで相手を説得しやすくなること間違いなしです。
僕は、実際にやってみて効果を感じているのでおススメです。
・自分から何かを変えたいと思っている人
・人の意見にすぐ流されてしまう人
・承認欲求が強い人
では、どういった本なのか見ていきましょう( ..)φ
影響力は「信用」と「関係性」から
相手を説得する時にまず必要となってくるのは、「信用」と「関係性」です。
これらがある場合とない場合では、相手の感情が全然違ってくることは想像できると思います。
知らない人に「こうした方がいいよ」と言われても、「本当かな?そもそもお前はなんだよ!」ってなるのと同じですね。
しかし、「信用」と「関係性」を得るには時間がかかりますよね。
そこで、時間をかけずにできるテクニックを以下で紹介していきます。
「信用」を得るためのテクニック
まず、「信用」を得るためのテクニックを紹介していきます。
シュムージング
1つ目の手法は、「シュムージング」です。
これは「本題の前に自分のことをネタにした雑談を挟む」というテクニックです。
趣味や興味、お金や健康などの話を自己開示することで、親近感を感じやすくなるのです。
確かにいきなり商談に入るより、少し雑談してからの方が相手の話を聞く気になれますよね。
ストレングス
2つ目は、「ストレングス」です。
これは、相手を「自分にはできる」というように自信を与える、というテクニックです。
このように励ましを行う事で、相手は悪い気はしないので少しの好意を抱きます。その行為が信頼関係を築く上で大切なのです。
ここでは、善悪を語ることはしませんが、
例えば、ヒトラーもこのテクニックを応用してより強い影響力を手に入れていました。
敗戦による賠償金や不況などの厳しい状況下にあるドイツで、「あなたたちは優秀だ」「我々には出来る」ということを伝えることによって、ボロボロで誇りを失っていた国民をあそこまで奮い立たせることになりました。
そう考えると、このテクニックはとてつもない効果を持っていることが証明されていると言えるでしょう。
類似と共通点の強調
3つ目は、「類似と共通点の強調」です。
これは、「共通点を見つけることで親近感を強める」というテクニックです。
1つ目のテクニックの「シュムージング」と組み合わせて使用することが多いでしょう。
好きな物や趣味だけでなく、年齢や出身地のような小さなものでも問題ないと思います。
まずは、相手と同じところを探すことを心掛けておくといいでしょう。(恋愛でも同じですね。)
「関係性」を得るためのテクニック
次は「関係性」についてのテクニックを紹介します。
「支持率が高い」と伝える
1つ目は、「支持率が高いということを伝える」です。
人は皆「社会的証明」という、「皆と同じが良い」「ほかのひとと違うことをして間違えたくない」という感情を持っています。
これを利用したテクニックです。
多くの人が支持していることを伝えることで、他の選択肢を選ぶことが難しくなるのです。
もし反論された場合でも諦めてはいけません。
「B案も確かに良いよね。でも、これだけの人がA案に賛成しているのも事実だよね」というように、
一度意見を受け止めた上で支持率の高さを強調するといいでしょう。
少しの特別感
2つ目は、「少しの特別感を与える」ことです。
1つ目のテクニックでも説明した通り、皆と同じものを望む感情を持っています。
一方で、その中でも自分が少し優れていたい、とも考えているのです。
これは、なんとなく想像つきますよね。
同じシリーズのものでも、〇〇(有名人)モデルとかあったらそれを買ったりしますよね。
そういうことでしょう。
その気持ちを刺激してあげるテクニックになります。
正確なゴール
3つ目は、「正確なゴールを見せてあげる」ということです。
人は、自分が進むべき道のりが見えている方が、安心して行動することができます。
自分の行動に正確性が感じられるからです。
これは「アキュラシーゴール」といいます。
相手の行動を促すのならば、「その行動は多くの人の支持を得られる行動だ」という意識を引き出すようなゴールを提示することが効果的でしょう。
無意識を操る方法
影響力を付けるうえで、気を付けなければならないことがあります。
それは、「人は説明と納得でロジカルに動いているわけではない」ということです。
人は、思っている以上になにも考えずに流されて生きている生き物なのです。
相手を動かす際には、「無意識に働きかける」ということも大切です。
そこで、「無意識を操るテクニック」について見ていきましょう。
「権威」を利用する
「権威」を利用して、心を動かす方法があります。
これは、上で紹介した「周りと同じが良い」という心理を利用したものになります。
「周りと同じが良い」ということを言い換えると、「同調圧力」という捉え方もできます。
特に日本人は過剰に人と違うことを恐れるので、同調圧力の効果は大きいと思います。
そこを利用して、なにか大きなものに認められているということを利用するのです。
声のトーンとスピードを変える
人は、話の内容だけでなく、声のトーンやスピード、表情なども含めて判断を行っています。
上の表は、それぞれの特徴を表したものになります。
その状況にあった話し方をすることで、相手の無意識にイメージを刷り込むことができます。
環境によってメリット/デメリットがあるので、状況をよく見極めてから使用するようにしましょう。
トリガーによって行動を促す
今までは、「信用」「関係性」の構築方法、無意識の操作について説明してきましたので、最後はしっかり行動してもらうための一押しです。
ここでは、2つの行動を促すトリガーを紹介します。
同情
「同情」は共感能力を高めてくれる力があります。
同情を引き出すことで、相手の話をしっかり聞くようになるからです。これにより、説得率が2倍にも高まるそうです。
最初に紹介しました「シュムージング」と組み合わせて使用するといいかもしれません。
公平性
何かを勧める際に、片方だけの意見を伝えていると公平性は感じられません。
人の心理は「これしかない!」と言われると、「ほかにもあるんじゃないの?」と疑問を持つようにできているようです。
反対意見も紹介した上で賛成意見を勧める方が、相手も疑いの目を向けてこないということです。
反対意見を伝えることになるので、それだけ賛成意見にはエビデンスなどが必要になることには注意ですね。
まとめ
・相手は、考えているようで流されている。無意識を操ることで有利に立ち回ろう。
・最後の一押しとして、同情や公平性を利用して説得率をあげよう。
1.「信用」「関係性」の構築
2.無意識を操るテクニック
世の中の「カリスマ」や「インフルエンサー」と呼ばれる人達は、この方法を無意識または意識的に使用することで、強い影響力を得ているのです。
本書は、そういったテクニックが細かく科学的根拠に基づいて説明されています。
今回紹介したテクニック以外のものも紹介されているので、皆に認められる人間になりたいという方は、ぜひ一度読んでみてください。
コメント
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