こんにちは、emet(@emetblog)です!
皆さんは、努力しなくてもしっかり成果を出していけたらいいなって思ったことはありませんか?
努力することが美徳になっている日本では、もしかしたら「そのような考え方はダメだ!」っていう人もいるかもしれませんね。
でも正直、努力して成果出ないより、努力しなくても成果が出てる方が社会でも評価されると思います。
今回は、『エフォートレス思考-努力を最小化して成果を最大化する』という本を参考に、成果の出し方を学んでいきましょう。
では、どういった本なのか見ていきましょう( ..)φ
頭の中を整理する
ビックロックの法則
「ビックロックの法則」はご存じでしょうか?
7つの習慣や最近ではひろゆきさんがこれについて話していることもあるので知っている方も多いかもしれません。
岩や砂があった時、砂など小さいものを先に入れてしまっては、大きい岩は入れられないということを表現したものですが、仮に岩を先に入れてその後砂などを入れたら、もう入れる余裕がなくなったという場合はどうするべきでしょうか?
ここでは、追加でももし何か入れたいと考えていたら、その岩を諦めることも重要であるとされています。
また、個人的にですが、この岩を砕くということも可能性として考えられると思います。
ここから何が言いたいかというと、重要だと思っていることも必要以上に詰め込んでしまうのは良くないということです。さらに、本当にそれが重要なのか考えることも必要です。
何が重要なのか見極める考え方については、著者の前作の『エッセンシャル思考』という本が参考になるので、ぜひ読んで見てください。
例えば、「逆のことが正しかったら?」と複数の視点から前提を疑ってみるのも1つの方法でしょう。このように、入れるべき岩についてはしっかり考えることは忘れないようにしましょう。
休みも仕事のうち
成果を最大化するには、インプットしたものをゆっくり整理する時間も必要です。
常に脳が働き続けているとゆっくり整理もできません。休み(睡眠)も適度に入れるべきです。
6時間未満の睡眠が続くと、自覚症状がなくとも認知機能は低下します。7時間以上の睡眠は必要とされています。
もし、夜の睡眠が難しい場合は、昼寝を挟むのも効果的でしょう。
効率の良い点を見つける
ゴールを設定する
成果を最大化するためには、効率よく物事を進めていくことが必要です。
例えば、明確なゴールをあらかじめ設定しておくことで、スムーズにゴール向かって行動できます。これを「バックキャスティング思考」と言います。
ただ、「目標を立てても達成できていないタスクが溜まっていくだけで、やる気がなくなってくる」という方もいるでしょう。僕も同じだったのでわかります。
そこで使える方法は、「今日の完了リスト」を作るということです。
「ToDoリスト」ではなく、「完了リスト」なので、自分が今日どれほど頑張ったのか可視化することができます。完了したことが少なくても精神的ダメージが少ないのが特徴です。
やることの上限をきめておく
やることに対して気をつけなければならないことがもう一つあります。
やることの上限を決めておくということです。
例えば勉強であれば、「1日30分〜上限2時間まで」という感じです。
普段は全然やらないのに、余裕のある時だけ張り切ってたくさんやってしまうってことありますよね。そして、大体これらは長期的には続かないものです。
余裕があったとしても上限を設定しておくことで、どれくらいやろうか悩む必要もなくなりますし、長期的に考えた時に目標達成できる確率が上がります。
「急がば回れ」という言葉がありますが、これの意味に近いかもしれません。
効率的な仕組みを作る
知識の木を育てる
成果を最大限引き出すには、もちろんインプット量も重要です。
知っているのと知っていないのでは、大きな差があります。
インプットの代表例としては、読書があげられますが、ここで重要なのが知識をしっかり繋げていくことです。
知識を関連づけていくことで、記憶にも残りますし応用力も高まります。
本書では、これを知識の木を育てる、という表現がされていました。
それぞれの本が枝だとするとそれらを繋げた先、つまり幹(原理)を理解することが大事であるということです。
この木が多ければ多いほど、知識の引き出しは増えていき、考えられる選択肢も増えていくでしょう。
自動でできる「しくみ」をつくる
次に、手間を減らして効率を上げる方法として、自動でできる仕組みを作る、ということを紹介します。
例えば、チェックリストという方法があります。チェックリストで管理することで、事前に考える手間がなくなるので、早く行動することができます。
また、貯金したいのであれば定期自動振込、生活必需品を毎月買っているなら定期購入設定など、ハイテク化することで考える作業を減らすということも可能です。
これらは一例ですが、要するにそれぞれの行動を自動化できないか考えるべきであるということです。
まとめ
・前提を疑ってみる
・適度な休みを入れつつ、ゆっくり進む
・原理を理解する
・自動化できないか常に考えてみる
以上、努力を最小限に成果を最大化する考え方について紹介しました。
努力を最小限にするというのは、決して怠惰というわけではありません。ただ、シンプルで効果的な道を進んでいるだけです。
逆に努力するだけの道が正しいと思い込むのは、非常にリスクのある考え方です。
しかも努力して成功するわけではないですからね。
「努力した者が全て報われるとは限らないけど、成功した者は皆すべからく努力している」という言葉がありますが、あれは正確には、「あらゆる選択肢を考えて必要なことに努力を注げ」ということだと考えています。
実際、私の周りで成功した人は、どちらかというと努力しないための方法を探すことを努力してますね(笑)
本書には、そういった考えがより詳しく考え方が書かれているので、ぜひ読んでみてください!
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