【読書術】読書の効率を最大化する方法!|『知識を操る超読書術』

知識を操る超読書術 実用書/自己啓発

皆さんは、読書をしていますか?

以前の記事でも紹介したように、読書をしたいのに、出来ていないという人が多くいるようです。

以前の記事→ 【必見】読書が大嫌いだった僕が、月20冊以上読めるようになった読書術とは? | emetblog

そんな方に、ぜひ紹介したいのがこの『知識を操る超読書術』です!

この本は、読書が好きでよく読むという方にもおススメできる本です。

というのも、なんと読書の基本だけでなく記憶術まで紹介されているのです。読書はするけれど、いつの間にか内容をほとんど忘れているという人はいませんか?

この本を読むことで、そういった悩みも解決することでしょう。私もそうでした。実は1番最初にまともに読んだ本なんです。おかげで読書が好きになっていきました。

こういう方におススメ
・読書をこれから始めたい人

・内容を記憶するのが苦手な人
・アウトプットのコツを知りたい人

では、どういった本なのか見ていきましょう!

4つのポイント

4章の構成で、大まかな内容としては、

1:非科学的な読書術について
2:読書の効率化
3:理解力と記憶力を高める方法
4:アウトプットのテクニック

となっています。

いきなり衝撃的事実⁉

最初読んだときに、第1章から衝撃を受けました。当時、あらゆるメディアで取り上げられていて、多くの著名人が本を書かれていた「速読」が非科学的であると証明されていたからです。

2016年にカリフォルニア大学の研究チームが過去145の研究データから「独読は可能なのか?」を調べ、次のような結論を出しています。

・読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解度はむしろ下がる(理解とスピードはトレードオフの関係にある)

・読書のスピードと時間を決める要素の中で、目の動きや周辺視野が占めるのは10%以下しかない

本文より抜粋

その他、「多読」「選読」についても言及されていました。

ただし、それらの読書法を否定するだけでなく、スキミング等の手法を紹介することで、より効果的な読書法を提示されています。この手法は私も実践していて、非常に効率的に読書を進めることができるので、おススメです。

読む前の3つの準備

読書を始める前に、有効な3つのテクニックがあると紹介されています。

3行で人生の目標や行動を箇条書きにしておく「メンタルマップ」、自分の知らない知識を意識して好奇心を刺激する「キュリオシティ・ギャップ」、自分の現状を知り、対策を考えておく「セルフテスト」です。

これらのテクニックを活用することで、モチベーションの維持に繋がります。

個人的におすすめしたいのが、キュリオシティ・ギャップを使ったテクニックです。このテクニックは知的好奇心が強い人ほど効果が強いと思います。本を読みたいと思える人であれば、効果は抜群でしょう!

その他細かい10の対策法も紹介されているので、あらゆる状況に対策できるでしょう。

理解力と記憶力を高める方法とは?

読む前に1つ、読みながら3つ、読んだ後に1つの合計5つのテクニックにより、理解力と記憶力を高めることができるといいます。

この5つのテクニックは、理解力と記憶力を高める上で重要ですが、それだけではありません。読書時間の短縮にもつながると感じました。私の友人は、この方法で1冊5時間かかっていた読書時間が、1時間半ほどまで短縮しました。

私は、本にもよりますが、平均40分程で読むことが出来ています。40分もあれば、忙しい社会人の方でも1日1冊読めますよね!

この章では、それぞれのテクニックを学ぶ上でおすすめの本も紹介されているので、詳しく学びたい場合は、その本も合わせて読むといいでしょう。

3つのアウトプット法とは

ドイツ生まれの理論物理学者アルベルト・アインシュタインは、こんな言葉を残しています。

「6歳の子どもに説明ができなければ、理解したとはいえない」

本文より抜粋

この言葉は、アウトプットをする時に頭に入れておく必要があるでしょう。

読書をすることの目的は何でしょうか?多くの人がアウトプットをして人生を変えることが目的だと思います。このアウトプットをいかに効果的に行うかが大事になってきます。

ここでは、「テクニカルターム」という専門用語で関心を引き、たとえ話で理解してもらうというテクニックが紹介されています。

誰かに説明する時に、そういうたとえ話やデータ等を示すことで、説得力が増すアウトプットが可能となります。もちろんそれにより、自分の記憶の定着にもつながると思います。

残りの2つのテクニックは、「SPICE」という説得術、思想書と科学書のダブル読みというものです。

SPICEに関しては、特に社会人では非常に強力な武器になることでしょう。営業でうまくいかない人、信頼感がないと思われている人等には、このテクニックは重要です。

思想書と科学書のダブル読みは、恐らく少し難易度が高いでしょう。読書に慣れてきた人が、説明の土台となる知識や考え方を強固にする際に使うテクニックです。
より高度な説明能力を身に着ける際に、参考にするといいかもしれません。

読書はアウトプットするまでが、読書です!読み方の方法だけでなく、アウトプットの方法にも目を通しておきましょう。

まとめ

・速読等のような非科学的な読書法よりも、目的を明確にする等の準備が効率的な読書法である
・準備がしっかりしていれば、モチベーション維持もでき、あらゆる読書ができない状況に対策できる
・理解力や記憶力をあげる効率的なテクニックは5つだけ
・アウトプットするまでが読書!3つのテクニックが自分の理解力をさらに深める

読書は、インプットする前からアウトプットまでが大事です。しかし、読み方のテクニックだけ紹介されている本が多くあります。この本は、準備やアウトプットまで詳しく説明されています。

メンタリストDaiGoさんといえば、科学的根拠のあるデータを示してくれる方なので、何のデータも示されていないor自分の体験談だけの本より、信頼できる本といえるでしょう。

この記事では、大まかな流れしか紹介していませんが、ここで紹介した以外のテクニックや考え方が多くのっています。

読書の重要性が高まってきている今、やみくもに読み漁るのではなく、この本を読んでから効率的に読書をすすめていくと効果は全然違うと思います。ぜひ、1度読んでみてください!

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